
「バスロッド(竿)を選ぼう! 前偏 シリーズ 初めてのバス釣り(バスフィッシング) Vol.1」からの続きです。
ロッドには曲がり方(テーパー)に違いがある 初心者向けのテーパーは?
「テーパー(調子)」あまり聞き慣れない言葉ですね。テーパーの表示は、ロッドが曲がる支点の位置を指し、このテーパーによって得意なルアーやバスの大きさなどが大きく変わります。
一般的に、ファースト系はワームを下に落とすような縦の釣りに強く、スロー系はルアーを巻き取る横の釣りに強いロッドです。
最初のうちは、ファースト系がおススメ!色々なルアーを使いたいし、大物も釣りたい!と思う人はレギュラーファーストやレギュラーを選ぶのも良いと思います。
F ファースト
先端が曲がる。軽いワームなどを操作するファストアクションが得意。キャストしやすく感度が良いので合わせもしやすい初心者向き。
RF レギュラーファースト
レギュラーとファーストの中間の曲がり方で、巻き物のアクションもワームのアクションもこなせるので好んで使う人も。
R レギュラー
竿の半分くらいから曲がり、このあたりから巻き物系に強くなって来ます。慣れるとワーム系もこなせるのでコントロールが難しいスローの前に購入するのも良いかもしれないですね。
S スロー
全体的にしなって曲がる。巻き物系ルアーのアクションをこなしたり、力の強いバスを逃しにくいなど上級者が使うイメージが強いロッドです。
P パラボリックス
スローとほぼ同じ、メーカーでテーパーの名前が違う場合があります。
リールに合わせたロッドの選択
ロッドに装着するリールは大きく分けて2種類、スピニングリールとベイトリールがあります。
初心者向けのリールは、軽いルアーも投げやすく扱いやすいスピニングリールが定番。ベイトリールには、色々な設定や注意事項、バックラッシュ等の対処が必要になるので、慣れてきてから使用するのが良いでしょう。
また、スピニングロッド、ベイトロッドとリールに合わせた専用のロッドを選ばないと、とても扱いずらいので注意が必要です。
リールの特徴に合わせたロッドの選択肢としては
スピニングリール向けのロッド
硬さをM~ML、テーパーをF~Rくらいの硬めのロッドにして、トラブルを起こしにくく扱いやすい組み合わせで揃えるのが良いです。
ズバリ!初心者向けのオーソドックスな組み合わせです。
ベイトリール向けのロッド
重いルアーを投げたり正確にポイントを狙うことが出来るベイトリールは、慣れるに連れて様々なロッドやルアーと組み合わせて使うことができます。
慣れてきたら、自分の好みに合わせて購入し、色々試してみるのも良いと思います。
人差し指を引っ掛けるトリガー状の突起や、手の形に合わせたグリップが付いたロッドがあったり、見た目もカッコいいですよね♪
初心者向けのロッドについては以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。感謝いたします。